FXトレードで重要なのは、トレンドをしっかり把握し、無駄なエントリーを減らすこと。
この「M15クロスフィルター手法」は、1時間足(H1)でトレンドを確認しつつ、15分足(M15)の移動平均線(SMA)のクロスを利用して、より精度の高いエントリーを行う戦略です。
初心者でも理解しやすく、ダマシ(偽のブレイクアウト)を回避しながら勝率60%以上を目指せる手法なので、ぜひ活用してみましょう!
- M15クロスフィルター手法の基本ルール
- 具体的なエントリー条件と回避すべきポイント
- 効果的なリスク管理・資金管理の方法
- 最適なトレード時間帯
本記事の執筆者
M15クロスフィルター手法のチャート設定
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M15クロスフィルター手法を活用するには、
正しいチャート設定が欠かせません。
ここでは、エントリーの精度を高めるためのチャート設定を解説します。
使用する時間足
- 1時間足(H1) → トレンドの方向を確認
- 15分足(M15) → エントリーのタイミングを測る
使用するインジケーター
この手法では、以下の移動平均線(SMA)とオシレーターを使用します。
移動平均線(SMA)
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- SMA200(H1) → 大きなトレンドを判断
- SMA20(M15) → 短期の価格変動を追う
- SMA50(M15) → 中期の価格変動を確認
SMA20とSMA50のクロスをエントリータイミングとし、H1のSMA200で大きなトレンドを確認します。
RSI(相対力指数)
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- 期間設定:14
- 目安:50以上でロング、50以下でショート
- RSIが極端な水準(70以上、30以下)に達した場合、過熱感を示すため注意が必要
M15クロスフィルター手法の基本ルール
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エントリーの精度を上げるためには、明確なルールが欠かせません!
M15クロスフィルター手法では、
1時間足(H1)で大きなトレンドを確認し、
15分足(M15)でエントリーのタイミングを見極めることが重要です。
ここでは、無駄なエントリーを減らし、
勝率を高めるための基本ルールを詳しく解説していきます!
トレンドを確認しながらエントリー!
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この手法では、1時間足(H1)のSMA200をトレンドのフィルターとして使用し、
M15のSMA20とSMA50のクロスをエントリーのタイミングとして活用します。
基本ルール
- SMA200が上向き → 上昇トレンド(ロングのみ)
- SMA200が下向き → 下降トレンド(ショートのみ)
- SMA200が横ばい → レンジ相場と判断しエントリーを控える
- 直近の高値・安値を確認し、ブレイクする可能性を判断
- H1で明確なブレイクが確認できるまでエントリーを控える
- ゴールデンクロス(SMA20がSMA50を上抜け)→ ロング
- デッドクロス(SMA20がSMA50を下抜け)→ ショート
- RSIが50以上 → ロングの優勢
- RSIが50以下 → ショートの優勢
このように、H1での大きなトレンドを確認した上で、M15のエントリータイミングを狙うことで、不要なエントリーを減らし、精度の高いトレードが可能になります。
具体的なエントリー条件
エントリーの精度を高めるためには、明確な条件を設定し、
無駄なトレードを減らすことが重要です。
M15クロスフィルター手法では、H1のトレンドを確認し、
M15のSMAクロスを基準にエントリータイミングを測ります。
ここでは、エントリー前に必ずチェックすべき条件と、
成功率を上げるポイントを詳しく解説します。
H1のトレンドが明確であること
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エントリーする前に、H1のSMA200が明確なトレンドを示していることを確認しましょう。
- SMA200が上向き → ロングのみ狙う
- SMA200が下向き → ショートのみ狙う
- SMA200が横ばい → エントリーを見送る
H1のサポート・レジスタンス(S/R)をブレイク
- 直近の高値・安値ラインを確認し、ブレイクしたかどうかを判断
- H1で明確なブレイクが確認できるまでエントリーを控える
M15のSMAクロスを確認
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- SMA20がSMA50をクロス(ゴールデンクロスまたはデッドクロス)
- ローソク足がSMA20の上 or 下で確定
- RSIが50以上(ロング)または50以下(ショート)
エントリータイミング
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M15のSMA20がSMA50をクロスした直後、
3本目のローソク足の始値でエントリーするのが基本です。
ただし、トレンドが継続している場合は、
追加のチャンスがあるかどうかも確認しましょう。
エントリーを避けるべきケース
エントリーの精度を上げるためには、「やらない勇気」も大切です!
M15クロスフィルター手法は有効な戦略ですが、
適切な場面でエントリーしなければ、無駄な損失を増やしてしまうことになります。
特に、相場の勢いが弱い時や、エントリー後のリスクが高い場面では、
見送る判断が重要です。
ここでは、エントリーを避けるべきケース を具体的に解説するので、
冷静な判断力を身につけましょう!
ロングを避ける場合
- ゴールデンクロス後 5本以上経過 している
- 直近の高値 に到達している(利確目標に近い)
- RSIが70に近づき、過熱感が出ている
- 価格がSMA20から大きく乖離し、押し目のサインがない
ショートを避ける場合
- デッドクロス後 5本以上経過 している
- 直近の安値 に到達している(利確目標に近い)
- RSIが30に近づき、過熱感が出ている
- 価格がSMA20から大きく乖離し、戻りのサインがない
ロット数(資金管理)
適切なロット数の管理は、FXトレードの成功に直結します!
無計画なロット設定は、大きな損失を招くリスクがあるため、
証拠金に対して1回のリスクを2%以内に抑えるのが基本です。
ここでは、資金に応じた適切なロットサイズの目安を紹介し、
安全な資金管理を実践できるように解説します!
推奨ロット数(証拠金に応じた設定)
証拠金(JPY) | ロットサイズ | 1回のリスク(2%) |
10,000円 | 0.01ロット | 200円 |
20,000円 | 0.02ロット | 400円 |
30,000円 | 0.03ロット | 600円 |
40,000円 | 0.04ロット | 800円 |
50,000円 | 0.05ロット | 1,000円 |
60,000円 | 0.06ロット | 1,200円 |
70,000円 | 0.07ロット | 1,400円 |
80,000円 | 0.08ロット | 1,600円 |
90,000円 | 0.09ロット | 1,800円 |
100,000円 | 0.10ロット | 2,000円 |
150,000円 | 0.15ロット | 3,000円 |
200,000円 | 0.20ロット | 4,000円 |
250,000円 | 0.25ロット | 5,000円 |
300,000円 | 0.30ロット | 6,000円 |
400,000円 | 0.40ロット | 8,000円 |
500,000円 | 0.50ロット | 10,000円 |
1,000,000円 | 1.00ロット | 20,000円 |
損失を抑える方法
損失を最小限に抑えることは、FXトレードで長く勝ち続けるために欠かせません。
無駄なエントリーを避け、適切なリスク管理を徹底することで、
メンタルの安定にもつながります。
ここでは、損失を抑えるための具体的な方法を紹介します。
トレードの基本設定
1回のトレードで証拠金の2%以内 のリスクに設定
連敗したら、ロットを減らしてリスクを抑える
勝率を高めるため、レンジ相場でのエントリーを避ける
1回の損失は証拠金の2%以内に抑え、安全な資金管理を徹底!
連敗時の対処法
- 3連敗したら、一時的にトレードを停止し、エントリー条件を再確認
- 5連敗したら、ロット数を50%削減し、再検討
- 感情的にならず、ルールに従いトレードすることを徹底
最適なトレード時間
M15クロスフィルター手法に最適な時間帯は、
ロンドン時間とニューヨーク時間の重なる時間帯(21:00〜23:00) です。
時間帯 | 特徴 |
---|---|
東京時間(9:00〜15:00) | ボラティリティが低く、レンジ相場が多い |
ロンドン時間(15:00〜23:00) | 流動性が高く、トレンドが発生しやすい |
ニューヨーク時間(21:00〜5:00) | ボラティリティが高く、強い動きが出る可能性 |
まとめ
M15クロスフィルター手法は、
H1でトレンドを確認しながらM15でエントリーのタイミングを測る戦略です。
不要なエントリーを避け、勝率60%以上を目指せる ので、初心者にもおすすめです!
H1のSMA200でトレンドを確認
H1のS/Rブレイクを確認
M15のSMA20とSMA50のクロスでエントリー
資金管理・リスク管理を徹底する
トレードに役立つ知識をしっかり活用して、勝率アップを目指しましょう!
本記事の要約
・M15クロスフィルター手法とは?
1時間足(H1)のSMA200でトレンドを確認
15分足(M15)のSMA20とSMA50のクロスをエントリー基準にする
ダマシを減らし、勝率60%以上を目指せる手法
・エントリー条件
H1のSMA200が明確なトレンドを示している(上昇 or 下降)
H1のサポート・レジスタンス(S/R)をブレイクしたことを確認
M15でSMA20とSMA50がクロス(ゴールデンクロス or デッドクロス)
RSIが50以上(ロング)または50以下(ショート)
・エントリーを避けるべきケース
SMAクロス後に5本以上のローソク足が経過している
直近の高値・安値に到達し、利確目標に近づいている
RSIが70以上(ロング)または30以下(ショート)で過熱感がある
・損失を抑える方法
1回のトレードで証拠金の2%以内のリスクに設定
3連敗したらトレードを一時停止し、エントリー条件を再確認
5連敗したらロット数を50%削減してリスクを抑える
・最適なトレード時間
ロンドン時間(15:00〜23:00) → トレンドが発生しやすい
ニューヨーク時間(21:00〜5:00) → ボラティリティが高く、大きな動きが出る可能性
・推奨通貨ペア
EUR/USD(ユーロドル)、GBP/USD(ポンドドル)、USD/JPY(ドル円)、GBP/JPY(ポンド円)
FAQ
- QM15クロスフィルター手法は初心者でも使えますか?
- A
はい、初心者でも使えます!
この手法は、1時間足(H1)で大きなトレンドを確認し、15分足(M15)でエントリーするシンプルな戦略 です。
トレンドの方向を把握しながら、無駄なエントリーを減らせるので、初心者にもおすすめです!
- Qゴールデンクロスやデッドクロスを見逃したらどうすればいいですか?
- A
直後のローソク足の動きをチェック!
M15でクロスが発生した直後、3本目までのローソク足でエントリーできるのが理想ですが、それを見逃した場合は以下を確認してください。
✔ トレンドが継続しているか?
✔ サポート・レジスタンス(S/R)で反発した直後か?
✔ SMA20とSMA50の乖離が小さく、再びタッチしそうな動きか?これらの条件が整っていれば、エントリーのチャンスがまだあるかもしれません。
- QM15クロスフィルター手法の勝率はどのくらい?
- A
適切に運用すれば勝率60%以上を狙えます!
もちろん100%勝てる手法は存在しませんが、トレンドをしっかり見極め、無駄なエントリーを避ける ことで、勝率を上げることが可能です。
特に、H1のSMA200で明確なトレンドが発生している場合、M15でのエントリー成功率は高まります!
- Qトレードの時間帯はいつがベストですか?
- A
ロンドン時間(15:00〜23:00)が最適!
M15クロスフィルター手法は、ある程度のトレンドが発生している環境で使うのがベストです。
東京時間(9:00〜15:00)
→ ボラティリティが低く、レンジ相場が多い
ロンドン時間(15:00〜23:00
→ 流動性が高く、トレンドが発生しやすい(推奨)
ニューヨーク時間(21:00〜5:00)
→ ボラティリティが高く、大きな動きが出る可能性特に、ロンドンとニューヨークの市場が重なる21:00〜23:00は、
最もチャンスが多い時間帯です!
- Qエントリーのタイミングがわかりにくいです。どうしたらいい?
- A
ルールを明確にして、無駄なエントリーを減らしましょう!
以下の流れを守ることで、エントリーの精度を上げられます。📌 エントリーの流れ(M15)
1本目のローソク足
→ SMA20を抜ける(エントリー候補発生)
2本目のローソク足
→ SMA20の上(ロング)または下(ショート)で確定(ダマシを見極める)
3本目のローソク足
→ 始値でエントリー!(確実なブレイクを確認してから!迷ったら、H1のトレンドが明確かどうか を再確認し、
慎重にエントリーしましょう!
- Qエントリー後、どこで利確すればいいですか?
- A
直近の高値・安値を目安にするのが基本!
・ロングなら → 直近の高値付近 を目標に利確
・ショートなら → 直近の安値付近 を目標に利確また、価格がSMA20から大きく乖離した場合も、
利確のサインとなります。
- Q連敗した時の対処法は?
- A
連敗時は冷静に原因を分析し、トレードルールを見直しましょう!
・3連敗したら、一時的にトレードを停止し、エントリー条件を再確認
・5連敗したら、ロット数を50%削減し、再検討する
・感情的にならず、ルール通りのトレードを徹底する特に、負けが続いた時は「本当にトレンドが明確だったか?」
を振り返るのが大切です!
- Qゴールデンクロスやデッドクロスを見逃したらどうすればいいですか?
- A
直後のローソク足の動きをチェック!
M15でクロスが発生した直後、3本目までのローソク足でエントリーできるのが理想ですが、それを見逃した場合は以下を確認してください。
・トレンドが継続しているか?
・サポート・レジスタンス(S/R)で反発した直後か?
・SMA20とSMA50の乖離が小さく、再びタッチしそうな動きか?これらの条件が整っていれば、エントリーのチャンスがまだあるかもしれません。
- Qゴールデンクロスやデッドクロスを見逃したらどうすればいいですか?
- A
直後のローソク足の動きをチェック!
M15でクロスが発生した直後、3本目までのローソク足でエントリーできるのが理想ですが、それを見逃した場合は以下を確認してください。
・トレンドが継続しているか?
・サポート・レジスタンス(S/R)で反発した直後か?
・SMA20とSMA50の乖離が小さく、再びタッチしそうな動きか?これらの条件が整っていれば、エントリーのチャンスがまだあるかもしれません。
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