「チャートを開いた瞬間、なぜかポチってしまう…」そんな経験ありませんか?
気がつけばエントリー、気づけば含み損、
そして…自己嫌悪。
本記事では、トレーダーの誰もが一度は通る“ポチ病”の正体と、
そこから抜け出すための現実的なステップを、やさしく&ちょっと笑いも交えてお届けします。
- ポチ病に陥りがちな5つの行動パターン
- その背景にある心理状態
- 今日から実践できる脱出ステップ
- トレードを“感情”から“仕組み”に変える方法
本記事の執筆者
見ただけで押したくなる…それがポチ病の正体!

「うわ、これ上がりそう!」
「陽線3本来てるし今しかない!」
そんな気持ち、すごく分かります。
でも、それがクセになってしまうと、
チャートを見るたびに“押さなきゃ気が済まない”状態に。
これは「トレード=操作すること」という誤解から来ることが多いです。
実は「見てるだけが正解」な相場もたくさんあるんです。
よくあるポチ病トレーダーの失敗あるある5選

チャートを見るたび、なぜか指が勝手に…そんな“ポチ病”に心当たりありませんか?
「自分だけじゃない」と思えるのが救いですが、
同じミスを繰り返していたら資金はどんどん減ってしまいます。
ここでは、初心者から中級者までがハマりやすい
“ポチ病あるある”を5つ厳選してご紹介。
思い当たるフシがあれば、今日から改善のチャンスです!
① 根拠なしでとりあえずポチ
「上がりそうだから買った」
「下がってたから戻るかなと思って売った」
この“なんとなくトレード”は、最もポチ病らしい行動。
勝っても再現性ゼロ。負ければ理由も不明。
自分がなにをしているか分からなくなります。
対策:チャートを見ても「押す根拠があるか?」と一呼吸おく。
② スマホアプリを開くクセがついてる
電車の中、コンビニのレジ待ち、寝る前…
気づけばアプリを開いてチャートを眺め、気がつけばタップ。
暇つぶしのようなトレードは、ほぼ確実に負けるパターンに。
対策:見る時間を決める。スマホ通知は切る。エントリーはPCだけに限定するのも◎
③ 一度勝ったパターンを“永久不滅”だと思ってる
「前にこれで勝てたから今回もイケるっしょ!」
…と思ってエントリーしたら即含み損。
相場は毎回違う顔を見せてきます。
対策:過去の成功体験より、今の環境認識を優先する。セットアップは毎回疑ってOK。
④ 損切りできずに塩漬け
エントリー後に逆行。
「戻るかも…」と耐えるうちに、どんどん含み損が膨らみ、
やがて“チャートを見ない”逃避モードに。
対策:損切りは最初に決めておく。エントリーと同時に逆指値を入れる。
⑤ SNSや誰かの情報にすぐ乗っかる
「有名トレーダーが買いって言ってるから…」
「YouTubeで〇〇が爆上げって言ってたし…」
人の意見に頼るのはラク。でも、それで勝てるかは別の話。
対策:情報は“参考”として使い、自分のルールと照合して判断する。
脱・ポチ病!今すぐ始められる実践ステップ5選

「わかってるのに、またポチッちゃった…」
そんな自己嫌悪ループから抜け出したいあなたへ。
ポチ病は意志の弱さではなく“環境”と“習慣”が原因です。
ここでは今日からすぐ実践できる、脱ポチ病のリアルな5つのステップを紹介します!
ステップ1:チャート閲覧時間を制限する
1時間に1回だけ見る、21時だけチェック、など物理的に“距離をとる”のが有効。
ポチ欲求が自然に減ります。
ステップ2:ルールを紙に書き出す
「MA20がMA100を上抜けて、陽線2本続いたらエントリー」など、
具体的な条件をルール化することで、感情に流されにくくなります。
ステップ3:エントリーしたら逆指値をすぐ入れる
“損切り貧乏になるのが怖い”と入れない人が多いですが、それが最大の失敗の元。
損切りは“自分を守る盾”です。
ステップ4:レバレッジを下げる
「勝てたら大きい」を狙って高レバを使うと、失敗時のダメージも倍増。
初心者はレバ5倍以下がおすすめ。
ステップ5:毎日1行でもいいから“取引メモ”をつける
日記のように「なぜ押したか」「どう感じたか」を残すことで、冷静さが育ちます。
ポチ病は“気づき”が最大の治療法。
ポチ病脱出に効くマインドセット3選

エントリーボタンに手が勝手に動く…そんな“ポチ病”に悩むあなたへ。
トレードで一番難しいのは、実は「押さない勇気」。
ここでは、感情に振り回されず冷静に相場と
向き合うためのマインドセットを3つご紹介します。
これを知るだけで、あなたのトレードがグッと落ち着くはずです。
● 「ノートレードも立派な選択」
エントリーしない=負けじゃない。
むしろ、無理に動かないことが利益を守るカギになる場面も。
● 「環境認識>感情」
どんなに“押したい!”と思っても、根拠がなければスルー。
それがトレーダーの“プロ意識”。
● 「勝つより、負けを小さく」
全勝は無理。大切なのは“ミスっても致命傷じゃない設計”。
その第一歩が、ポチ病の脱出です。
まとめ
チャートを見て無意識にエントリーしてしまう“ポチ病”は、
多くのトレーダーが抱える共通の課題です。
その原因は、感情・習慣・環境にあり、
誰もがハマる可能性を秘めています。
本記事では、ありがちな失敗パターン5つと、
今すぐ実践できる脱出ステップを紹介しました。
チャートに振り回されるのではなく、
自分のルールと判断軸を持つことが、ポチ病克服のカギです。
- ポチ病とは、根拠なき“押したい欲”に支配された状態
- スマホで見続ける習慣が発症リスクを高める
- 「見ても押さない」ルールを作ることが大切
- 過去の成功体験を過信しない
- SNS情報は“材料”ではなく“参考”に
- 損切り設定は最初から絶対に入れる
- 自分の取引メモは最高のトレーナー
FAQ
- Qポチ病は治せますか?
- A
はい、習慣と環境を変えることで改善可能です。トレードに「距離感」を持つのが第一歩。
- Q1回の取引でどれくらいの損失までOK?
- A
資金の1%以内が目安です。それ以上は“やりすぎ”です。
- Qエントリーの基準を決めるには?
- A
チャートを100枚以上見て、自分が得意なパターンを探し、それをルール化しましょう。
- Q損切りにかかると毎回落ち込みます…
- A
損切りは“保険”です。自動車保険に入るようなもので、自分を守るための当たり前の行動です。
- Q初心者でも勝てるようになりますか?
- A
はい、ルールと記録を守れる人は必ず上達します。焦らず継続することが何より大事です。
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