GBP/USDの相場を分析し、M15クロスフィルター手法に基づくトレード戦略を紹介します。
現在の相場状況を元に、エントリータイミング、ダマシの回避方法、
ロスカットマネージメントについて解説します。
さらに、経済指標の影響やロンドン・ニューヨーク市場の流動性に関する考察も加え、
実践的なトレード戦略を詳しく説明します。
本記事でわかること
- H1チャートの解説と大勢判断
- M15のSMA20、SMA50、SMA200の使い方
- RSIの利用法
- エントリータイミングの基準
- 流動性の高いセッションでの突入点
- 経済指標の影響と対応策
本記事の執筆者
H1チャートの分析
現在のH1チャートを基に、主要なトレンドを調査しました。
- SMA200より上で推移しているため、長期的には上昇トレンドが続いていることが分かります。
- SMA20がSMA50を下回りしており、短期的な下落の動きが発生していると分析されます。
- RSIは48.97と中立で、大きな動きを見せていない状況です。
- ロンドン市場の開始に伴う流動性増加による価格変動の可能性も考慮すべきポイントです。
長期は上昇トレンド、短期的に下落流れの可能性あり
M15チャートの分析
- SMA20がSMA50を下抜け、下落トレンドが発生
- SMA200は下に存在しているため、持ち合いまで下落しても反発の可能性あり
- RSIは38.66と低く、買い機運を推測させる値になっている
- ニューヨーク市場の影響により、急激な価格変動が発生する可能性もあるため警戒が必要
下落トレンドが発生しているが、SMA200での反発の可能性が高い
トレード戦略
1. ショート戦略
エントリー条件
- SMA20がSMA50を下抜け
- RSIが50以下
- 1.2665付近での戻り壊れ
- 経済指標発表前後の動向をチェックし、リスク管理を徹底
ストップロス
- 相場を推移した場合: 1.2685
利確ターゲット
- 1.2630
2. ロング戦略
エントリー条件
- SMA200で反発
- SMA20がSMA50を上抜け
- RSIが30以上へ回復
- ロンドン市場開始直後の動きに注意し、サポート確認後にエントリー
ストップロス
- 1.2615
利確ターゲット
- 1.2675
経済指標と市場の影響
トレードを行う際は、経済指標の発表時間とその影響を考慮することが重要です。
ポイント
- 米国のCPI（消費者物価指数）発表時には、ボラティリティが急上昇する可能性がある。
- 英国のGDPや政策金利発表後の市場の動きを確認し、トレンドが変わるポイントを見極める。
- ロンドン・ニューヨーク時間帯の流動性の違いを考慮し、エントリー・エグジットを調整する。
まとめ
長期的には上昇トレンド、短期では下落流れが見えるため、
M15クロスフィルター手法によるエントリー時点の調整が重要です。
さらに、経済指標や市場の流動性を考慮し、トレードの精度を高めることが勝率向上の鍵となります。
コメント